NOTE.14
アルバムのミックスが終了し、4人で立ち合いの確認をして来ました。
『あゆみ』は僕たちにとって本当の意味でのファーストアルバムになると思います。
2000年にはじめて自主制作の音源を発表してからいろいろと試行錯誤を重ね、その都度『これからどうしていこう』と途方に暮れたり頭を抱えたり 中々ギュッとまとまらないバンドの表現に味のないガムを噛み続けて来ましたが
ここにきてようやくあるポイントを飛び越えることが出来たという手応えを感じています。
ずっと出来なかった逆上がりがやっと出来た、あの夕暮れを想い出します。
RAVEを知ってもらうためにまず聴いて欲しい作品がこの『あゆみ』になるでしょう。
ああもうやっと出来たファーストアルバム。
自己推薦というよりかは何故か不思議と自分ではない誰かが歌っている作品を評価しているような気持ちになります。
変だ そんなの変だ、
『あゆみ』を歌ったあいつは一体全体誰なんだろう
確かに自分自身であるその声がまるで予想もしなかった場所からやってきて昨日のおれを撫で回す
不思議ですがまあとにかくおかしな話ですが
良い意味で何の固定概念もなくこれから出逢う人たちにこのアルバムをまっすぐ伝えることができそう。
6曲入りとサイズはミニアルバムですがこれはRAVEの三枚目のフルアルバムです。
はじまりから終わりまで物語が続くのでひとつのお話になってます。
おれと徳ちゃんと品治とタツヤのストーリーはひとまずここでピリオドだけど、十分孫の代まで語り継げる自信があります。
いよいよ後二ヶ月に迫った発売、それまでにまだまだたくさんのイベント。
来週はピーターさんのマスタリング
翌月頭に写真撮影
ジャケットを叩き上げて入稿
配信かましてレコードショップにも歌いに行って
でもそれより何よりここを観てくれているあなたに
やっぱり一番はやく聴いて欲しい
RAVEの新しいアルバムを
一応ぼくはこの小さな会社の社長だから
当社立ち上げ以来 ずっと追い求めてきました
なんかうまく言葉には出来ない星屑ベシタブルセットを
わたくしめが心からお届けに参りたいと思います
やっと出来たでございます!
これがRAVEだーーー!!!